【スタッフのつぶやき】面積の単位の起源!
こんにちは。ユリウス天王寺教室スタッフです。
9月も終わり、今年もあと3か月です。
近畿の中学入試や大学入学共通テストまで、あと100日あまりです。
頑張って走りぬけましょう!!
先日、小学生の生徒から質問です。
生徒「なんで面積の単位っていろんな種類あるの?」
先生「算数で使う面積の単位は『平方センチメートル』『平方メートル』『平方キロメートル』や『ヘクタール』ぐらいじゃない?」
生徒「でも、映画で『エーカー』っていう単位を使っていたし、日曜日の不動産チラシには『坪』が使われていたよ!」
先生「たしかに使うね!調べてみよう!!」
ということで、今回は「エーカー」について調べてみました。
「1エーカー」ってどれくらい? 面積の単位には歴史がある!
「この土地は、約3エーカーあります」
こんな表現を映画や海外ドラマなどで聞いたことはありませんか?
日本では「平方メートル」や「坪」を使うことが多いので、
「……エーカーって、どれくらい?」
となりますよね。
実は、面積の単位には、ただの数字ではなく、昔の人々の暮らしや文化が隠れています。
そもそも「エーカー」って何?
エーカー(acre)は、主にアメリカやイギリスなどで使われてきた面積の単位です。
1エーカーは約4,047㎡。
つまり、1辺約63.6mの正方形くらいの広さです。
なぜ「4,047㎡」なんて、なんとも中途半端な数字なのでしょう?
その答えは、エーカーが「計算しやすいように作った単位」ではないからです。
「エーカー」は昔の農業から生まれた!
エーカーの由来は、古いイギリスの農業にあります。
もともとは、簡単に言えば、「牛などが1日に耕せるくらいの土地」を基準にした単位だったとされています。
つまり、「この土地は何平方メートル?」ではなく、
「この土地は、どれくらい耕せる?」という、当時の人々にとって身近な感覚から生まれたわけです。
現代の私たちからすると、
「牛の仕事量で土地の広さを決めるの?」
と驚いてしまいます。
でも、昔の農村では牛や馬は重要な労働力なので、それを基準にして面積を計算したわけです。
この1日の仕事量で単位を決める考え方は、今でもあります。
たとえば、職人1人が1日働く労働力を「1人工(にんく)」といったりします。
見積もりを取るときに、この仕事・プロジェクトは「〇人工」なので、見積りが「〇〇円になります」といった具合に使います。
話を面積の単位に戻すと、日本にも「昔ながらの面積の単位」があります。
代表的なのが、「坪」です。
不動産の広告などで、「土地100坪!」「30坪の一戸建て!」といった表現を見かけますよね。
1坪は約3.3㎡。
これも「平方メートル」よりずっと中途半端です。
では、なぜこんな単位が残っているのでしょう?
その背景には、日本の伝統的な建築や土地の測り方があります。
日本で使われきた長さ単位「尺」(約30.303cm)がありました。
そして江戸時代には、「6尺=1間」という関係が広く使われるようになりました。
これが現在の単位に変換すると
1間=6尺=30.303cm×6=約1.818m
そして、1坪は1間×1間なので、1.818m×1.818m=約3.306㎡となったわけです。
ちなみに、この「間」の長さは今も残っており、現在の日本の建築でも、標準に使われることがあります。
このように、単位には昔の生活に根付いたものがあり、今でも残っているわけですね!






