【スタッフのつぶやき】昨日は夏至
昨日6月21日は「夏至」でした。
夏至は、北半球では昼の長さが最も長くなる日。一方、南半球では昼の長さが最も短くなる日です。
ですので、今日から冬至(今年は12月21日)にかけては、昼の長さはだんだん短くなっていきます。
冬至にはゆず湯に入ったり、カボチャを食べたりしますが、夏至にはそういう風習があまりないので、日常生活の中で夏至を意識する機会はあまりありません。
しかし、関西には、夏至から半夏生(はんげしょう)にかけて、タコを食べる風習が一部であります。
半夏生は雑節の一つで、7月2日ごろ(今年は7月1日)を指し、農家にとっては大事な節目の日となり、半夏生までに「畑仕事を終える」「田植えを終える」のが目安とされています。
そんな時期にタコを食べるということには、
「稲の根が、タコの足のように四方八方しっかりと根付きますように」
や、
「稲穂が、タコの足(吸盤)のように立派に実りますように」
といった願いが込められるそうです。
ユリウス明石教室のある明石はタコの本場として全国に知られ、明石駅の南側には魚の棚(うおんたな)商店街があります。
タコには「タウリン」という栄養素が多く含まれており、疲労回復・血液浄化作用など、体に良い効果があるとされています。
暑さが厳しくなる夏を前に、夏バテ予防のためにも、半夏生までに明石のタコを召し上がってはいかがでしょうか。
ユリウス姫路教室 末吉