【スタッフのつぶやき】七夕に関係のある星の話
今日は七夕。七夕というと、織姫と彦星の話が有名ですね。
織姫の星とされているのが、こと座のベガ。彦星の星とされているのが、わし座のアルタイルです。
この2つの星に、はくちょう座のデネブを加えると、中学受験でもよく出題される「夏の大三角」となります。
さて、この「夏の大三角」を作る3つの明るい星たちですが、地球からの距離は異なります。
アルタイルは約17光年、ベガは約25光年、そしてデネブは約1800光年とされており、デネブのみ突出して遠くにあることになります。
アルタイルやベガから100倍近く離れているとは少し驚きですね。
デネブやベガは、七夕の日の真夜中ごろに天頂付近を通ります。
梅雨前線が日本列島に停滞しており、全国的に七夕の夜空を見ることは難しそうですが、
もし見ることができるなら、平面的に見ていた星空を、三次元的な空間で見てみてはいかがでしょうか。
ユリウス姫路教室 末吉