新型コロナウイルスの感染拡大が収束する気配をみせず、不安に日々が続いています。
外出自粛によって家にいる時間が多いと、ついついYouTubeを見てしまいます。
とある料理の動画を見ていた時に、イタリア料理界の巨匠といわれる方が、イタリア料理を美味しく作るコツをお話しされていました。

「イタリア料理を美味しく作るコツ。ともかく何回も作ることですね。やっぱりコツがわかってくるんで、失敗しても作る。自分が美味しいものを…そこで終着点を設けて作る。」

これは勉強にも通じるんではないでしょうか。
問題を解いていて、間違いが一度もない完璧な人間なんていないと思います。
実際、私だって数えきれないほどの間違いをしてきました。
ただ、そこで間違いをそのまま放置しておくのか、それとも振り返って次に活かすのかで、その後は大きく変わります。
「なんで間違えたんだろう？」と思って、解き直しをする。
計算ミス、ケアレスミス、問題の読み間違い、書いた字の読み間違い……間違いにもいろんな間違いがあります。
振り返ることによって、自分の弱点というものが見えてきます。
あとは、その弱点が次に出ないように対策をする。
それを何度も何度も繰り返していれば、テストでの点数も上がるはず。

料理の場合の終着点は「美味しいもの」ですが、勉強の場合の終着点は「合格」になるのでしょうか。
そのためには、「間違う」ということは避けて通れないもの。
間違ってもいいじゃない、と私は思います。

ユリウス姫路教室　末吉