姫路教室

【スタッフのつぶやき】皆既月食

昨日は皆既月食がありましたね。ニュースや新聞でも報じられていたので、ご存知の方も多いと思います。
皆既月食は満月のときに起こりますが、今回の満月はいわゆる「スーパームーン」で、今年の満月の中で最も大きく見えるのが特徴でした。
私がいた姫路は生憎の曇天で、残念ながら皆既月食を観察することができませんでしたが、見ることができた幸運な人は、貴重な天体ショーを記憶にとどめておいてくださいね。

私は10年前に皆既月食があったとき、京都の山奥にいました。
冬至間近かつ真夜中でしたので、月の高度が非常に高かったです。
雲がなく非常に寒かったですが、道路に寝そべり、双眼鏡を使って観察した月は、今までに見たことのない赤銅色の月だったので、感動したのを今でも覚えています。

今年は11月19日にも月食があります(「月出帯食」といい、月の出の前に月食が始まり月が欠けたまま昇る)。
次回、日本で皆既月食が見られるのは、2022年11月8日とのことです。
今度は姫路でもちゃんと見られることを望みます。

 

さて、今回のような天体ショーがあると、入試問題にも扱われやすいです。
月食の基本事項ではありますが、覚えやすい覚え方も合わせて載せておきますね。

 

<問題> 地球の北半球上で、月食を観察したときの月の見え方の変化のようすとして、正しいものを次から選び、記号で答えなさい。なお、黒い部分は見えない部分を表しています。

月食①

 

(答えは↓の方にあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は「」です。(ちなみに、日食は「ア」です)

「なぜそうなるか」などの詳しいことは国立天文台HPなどでご覧いただけます。

覚え方は下の通り。一度覚えてしまえば忘れないと思いますよ!

 

月食②

黒い部分のカーブを使って「月」が書けるものが月食です。

 

ユリウス姫路教室 末吉

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