姫路教室

【スタッフのつぶやき】DASH島で学ぶ理科

先週、6年生は理科で「かっ車・輪じく」を勉強していました。6年生になってから初めて習う内容だったので、難しいと感じるお子さんも多かったと思います。授業で聞くだけではイメージがしにくく、理解がしにくいでしょうね。

私は先週の日曜日に、『ザ!鉄腕!DASH!!』という番組を見ていました。
そこではDASH島という無人島に養殖の池を作るために、50年間手つかずだったコンクリートで囲まれたため池から、ヘドロをかき出す作業が行われていました。

重さ400kgもあるヘドロが入った袋を人力だけで持ち上げることは不可能で、そこで使われたのがかっ車輪じくでした。番組HPにも書いてありますが、動かっ車を2つ使うことで持ち上げるのに必要な力は4分の1に。また、ハンドル(輪じく)を用いることで、必要な力はさらに約3分の1に。これを2人で同時に巻き上げることにより、400kgのものを持ち上げるのに必要な1人の力は、400÷4÷3÷2=約16.6kgとなります。
7mの高さを持ち上げるのに巻き取る長さは4倍の28mが必要にはなりますが、16kgぐらいなら大人の男性1人でも十分に動かせられる重さですね。

過去には同じため池の水を抜くために、サイフォンの原理を使っていました(そのときの様子はこちら)。

電力も動力もない中で人力以上のことをするには、理科の力を使うことです。
理科の力を使えば、もっと手軽に・もっと簡単にできるかもしれないし、生活を豊かにできるかもしれません。
そのために私たちは、いろんなことを勉強をしているのだと思います。
『ザ!鉄腕!DASH!!』を見ていて、そんなことを思いました。

 

ユリウス姫路教室 末吉

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