共通テストの難化が世間を騒がせましたね。数学や生物は、昨年比で20点ほど平均点が下がっているという、なかなか凄まじい状況ですね。

　もちろん姫路教室内でもしばらくはその話ばかりで、中学～高２のお試し受験者からは当然のように「共通テストってこんなに難しいんですか」といった声が出ていました。

　ただ、例えば数学において、理系で数学の二次試験対策まできっちりやっているような人からすると、例年よりは取り組みにくいと感じたでしょうが、対応はそれなりにはできたはずです。
　問題は、二次試験に数学が無い人（多数の文系）でしょうね。数学は共通テストを失敗しない程度、つまりは難易度的に共通テストレベルを上限に構えて勉強していた人からすると、テスト時間中、変な汗が出っぱなしだったことが想像できます。
　当時のツイッターには、「数学ⅠAが終わった後、諦めて残りを受けずに帰った人がいる」「問題を破り捨てている人がいた」などの情報が溢れていましたね。
　試験内容が見直されていっている過渡期ならではかもしれませんが、ここまでの落差となるとさすがに……。

　（なお、後日、高３で国公立医学部志望の男の子から「全科目で89.4％とりました。もうちょい取りたかったですけど」と連絡がきました。うーん、やはりできる人はできる。）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姫路教室　　宇崎