【スタッフのつぶやき】水無月
6月の異名は、「水無月」。
カレンダーに書いてあるのをなんとなく見て覚えてしまった人や、中学や高校の古典で出てきたときに覚えた人が多いのではないでしょうか。
梅雨の季節で水のイメージが強いのに、「水無月」。
昔調べたときに、いろいろな説があったことをぼんやり思い出し、自分用の復習も兼ねて、調べ直してみました。
①「無」が、「水の月」の「の」にあたる説。
(「水の月」=「田んぼに水を引く月」)
② 田んぼに水を引くことで、水が不足してしまう説。
③ 梅雨明けの日照りで、干上がってしまう説。
①は、字面とは真逆の、むしろ水があるという説ですが、実はこれが最も有力な説のようです。
それにしても、なんでまた意味と真逆になるような字なの……という感じですね。なんともややこしい。でも、かえってそれが特徴になって、頭には入りやすかったりもしませんか?
勉強において、こういったことは往々にしてありますよね。きっとみなさんも。
姫路教室 宇崎