姫路教室

【スタッフのつぶやき】輪軸って?

先週、6年生は理科で「輪軸(りんじく)」を勉強していました。6年生になってから初めて習う内容だったので、難しいと感じるお子さんも多かったと思います。

輪軸とは、大きな輪と小さな輪がくっついたもので、大きな輪(持ち手)を回すと、くっついている小さな輪(軸)が同時に回転します。
輪軸は、てこを利用した道具の一つで、小さい力を大きくすることができます。

輪軸は身近なものに使われています。
ドアノブ、ドライバー、自動車や自転車のハンドル、手回し発電機など、挙げ出したらきりがありません。

 

公園などにハンドルがない水道の蛇口を見たことはありませんか?
あれは、いたずらなどで水が出しっぱなしになるのを防ぐためにハンドルを取られているのですが、ハンドルがない状態で栓を開けるのは至難の業です。
しかし、ハンドルをつけると簡単に栓を開けることができます。
てこを利用して、小さい力を大きくしているのですね。

 

最後に、輪軸と同じような原理で身近なことに役立つものを一つお教えします。
ペットボトルなどの蓋が固くてなかなか開けられないときはありませんか?
そんなときは、蓋を回すのではなく、容器の方を回してみましょう。
ふつう、蓋よりも容器の方が半径が大きいので、小さい力で回すことができます。
一度やってみたら、今後は容器の方を回すようになりますよ!

 

ユリウス姫路教室 末吉

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