最近、「円安が加速している」「世界中でインフレが進行」などといった言葉をよく耳にしますね。
　私個人的には、そういった分野のことに少しは関心や知識があるつもりなのですが、どこで学んだかと言われると、独学でインターネットや書籍によるものばかりです。

　2022年の4月から、高校で「金融教育」が扱われているのはご存じでしょうか。どの科目に属するのかというと、社会でもなく、特別活動でもなく、家庭科です。
　「資産形成」「金融商品」など、今の大人世代でも苦手に感じる人が多そうなテーマですが、そこへ踏み込もうというわけです。

　日本において金融教育の遅れの問題があり続けてきたことはもちろん、成人年齢の引き下げによって18歳から様々なお金に関する契約（クレジットカード・賃貸など）が単独で行えるようになり、金融トラブルに巻き込まれる可能性が増したという状況への対応もあるようです。

　数年前に「億り人」を生み出したビットコインの高騰や、それにかかわる税金の問題などは、社会現象にもなり、記憶に新しいところですね。
　知識は武器にも防具にもなりえます。我々大人も、自分や家族のため、金融リテラシーをしっかり身に付けていく必要がありますね。

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