烏丸教室

【スタッフのつぶやき】中学範囲の化学分野

中高生はもうすぐ期末試験ですね。皆さんは試験勉強は計画的に進められているでしょうか。問題集は自分の解くペースを考えて、理系科目と英語については最低2周出来るように計画を立てていきましょう。

さて、試験前は中学生の生徒さんから理科の、特に化学範囲の質問を受けることが多いです。

「この化学式、全部覚えなきゃいけないの?」

化学の反応には必ず理由があります。例えば、中和反応。これは酸と塩基(アルカリ)の反応ですね。他には、酸化還元反応や、強酸と弱酸の塩の反応、脱水反応など…全ての反応に理由があります。なので、全部覚える必要は本来ありません。反応前の物質と条件を確認して、何が起こるか予想ができればいい訳です。

ただ中学範囲の理科となると、少し話が変わってきます。なぜなら、上記の反応やその理由を全て履修するのは高校になってから。中学の間はそこまで詳しくは教えないのですね。

なので、ある程度は「こういうものだ」と覚える必要があります。ちょっとモヤモヤしますが、仕方ありません。

「なんだかよく分からない、なんでそうなるの?」とモヤモヤしている生徒さんは、高校の化学に触れて考えが変わるかもしれませんし、むしろ得意になるかもしれません。

そして、高校の内容でもきっと「何故?」と思うことは出てきます。そうなるとその疑問は大学で勉強する領域ですが、それを高校生でも分かりやすく、かなり細かく説明してくれている参考書に「原点からの化学」シリーズ(駿台受験シリーズ)があります。もっと化学を深く知りたい!難関大学の二次試験で困らないようにしたい!という生徒さんにはオススメです。(ただ、物理の知識もあった方が読みやすいので、生物選択だと持て余す項目があるかもしれません。)

 

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