【スタッフのつぶやき】辛味成分カプサイシン
どうも、こんにちは!西宮北口教室の三宅です。
私は最近、韓国料理にはまっており、スンドゥブやビビンパなどいろいろ食べています!
韓国料理といえば、「辛い」イメージがあると思いますが、その辛味成分をカプサイシンというそうです。ヒーヒー言いながら辛い物を食べていますが、実は、この辛いという感覚は間違いだそうで、口の中にあるカプサイシンの受容体は本来、痛覚や高温などに反応するもので、辛味を感じるのは疑似的なものだそうです。つまり、カプサイシンが痛みや熱さの受容体にも反応してしまい、人は辛いと勘違いをしているみたいです。
このカプサイシンが含まれている理由は、トウガラシの生存戦略だそうで、辛いと感じるトウガラシは野生動物に食べられないで済み、自分の身を守っています。それでは、どのようにして唐辛子は世界中に繁殖していったのか?
その答えは鳥にあります!
野生動物の中で唐辛子を食べる鳥類には、カプサイシンが反応しないため、平気で食べることができます。さらに鳥類は飛ぶことができ、行動範囲が広いので、鳥類はトウガラシの種を丸のみにし、海を越えて遠くの場所まで運ぶこともあります。トウガラシの種は硬い殻に覆われており、鳥類の体内では消化されず、そのまま糞(ふん)として排出され、その土地で育っていきます。
このようにして、唐辛子は世界中に広がっていったみたいです。
今日、美味しい韓国料理が食べられるのも鳥のおかげなのかもしれないですね。
西宮北口教室 三宅