【スタッフのつぶやき】”autumn”は食欲の秋、”fall”は芸術の秋?
こんにちは。岡本教室です。
過ごしやすい気候が続き、秋が来たなと感じられますね。
「秋」と言えば、
“autumn”って四季の英単語では一番覚えにくいですよね
“fall”も「秋」という意味があるなら、そっちだけ覚えたらいいんじゃないか
と考える人もいるかもしれません。
ところが、どうもそういうわけにはいかないようです。
さてタイトルの回収ですが、
秋に二通りの表現がある理由を紹介します。※諸説あり
英単語には、その言葉が生まれた成立過程、語源があります。
まず”autumn”ですが、こちらはラテン語(昔のヨーロッパで話されていた言語)で「収穫期」を意味する言葉が
語源となっているそうです。
収穫=実りの秋、食欲の秋、といったところでしょうか。
次に”fall”ですが、こちらは17世紀ごろに定着した言葉のようです。
“fall of the leaf” (落ち葉)を「秋」と表現していたものを”fall”と省略して表現するようになったそうです。
文学的な表現が単語として定着したパターンで、芸術の秋という感じですね。
このように、まず”autumn”という言葉が生まれ、その後に”fall”も秋を表現する言葉として定着したため
二通りの表現ができたということですね。
ちなみに、イギリスでは”autumn”が、アメリカでは”fall”が一般的に使用されているようですが、
アメリカでもニュースなどでは通常”autumn”が使われるそうです。
面倒くさがらずに、どちらもちゃんと覚えるべき単語ということですね!
10月は中間テストの時期でもあります。
文法事項だけでなく、単語もしっかり覚えて得点を積み重ねましょう。
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少しでも勉強で困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。