【スタッフのつぶやき】白米
こんにちは。天王寺教室の鏡畑です。
GWも終わり、気が付けば中間テストが迫ってます。
さて、多くの田んぼではGWに田植えが行われました。
機械化が進んだ近年では、ほとんどが田植え機によって行われますが、機械化のできないところでは人の手によって田植えが行われております。
石川県は能登半島の北端に「白米千枚田(しらよねせんまいだ)」という大規模な棚田があります。
棚田とは少しでも耕作面積を増やすために、本来水田には適さない斜面に作られた水田のことで、1枚1枚の水田が小さく、傾斜地にあることもあって機械化ができません。
この時期になると人の力のみで田植えを行い、9月上旬になると、人の力のみで稲刈りが行われます。
その水田の数、文字通り千枚。(実際は1004枚)
姿勢を低くして稲を植える・稲を刈る作業は大変な重労働です。
普段何気なく食べている白米ですが、農家の皆さんの大変な苦労によってできています。
作物・生産者の皆さんへの感謝の気持ちを込めて、「いただきます」と唱え、一粒残さず食べるようにしましょう。
※今回の地震でこちらも大きな被害を受けましたが、1枚でも多くお米作りをと復興に向けて全力疾走されております。引き続き、能登を想う心をお忘れに無ければ幸いです。
写真は全て震災前のものです。
白米千枚田の全景
稲刈りの様子
刈られた稲は束にされます。これも手作業で。
刈られた稲はしばらく干されます。これも手作業です。
このあと、脱穀→精米を経て皆さんがよく見るお米になります。
今年も美味しいお米ができるといいですね。(写真は千枚田とは別の場所です)