天王寺教室

【スタッフのつぶやき】稲刈り

こんにちは。
天王寺教室の鏡畑です。

そろそろ新米が食べられるシーズンですね。
今日は稲刈りについて、少し書いてみようと思います。
かつては人の手で鎌を使って刈り取られていた稲穂ですが、現代では多くの水田でコンバインが活躍しています。
コンバインは、刈り取りから、脱穀(茎からいわゆる籾(もみ)の部分を外す作業)までを一気に行ってくれる優れものの機械です。
なお、脱穀された籾は、その後乾燥され玄米になり、これを精米(米の周りのぬかを落とすこと)すると白米になります。お店で目にする無洗米は白米をもう一度精米することで、より多くのぬかを落とし、洗う手間を省いてくれます。
便利な時代になりました。

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コンバインで稲刈りをしている様子(石川県七尾市中島町)

ところが、区画整理され機械化されている水田でも、すべてをコンバインで刈り取ることができないのはご存じでしょうか?
コンバインは、道路から水田に入れる必要がありますが、コンバインが水田に入る場所にお米が生えているとコンバインを水田に入れることができません。だからといってここにコメを植えないのはもったいないので、コンバインを入れる場所だけは人の手によって刈り取らなければならないのです。

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隅だけ人力で刈り取られている様子

コンバインの登場で、作業自体は楽になりましたが、それでも稲刈りは重労働です。
ご飯を食べる際は、農家の皆様に感謝の気持ちをもって、一粒たりとも残さずにいただきましょう。

IMG_2020_09_04_0082稲刈りが終わった田んぼ

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稲穂にとまるトンボくん

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